【レンズ作例】NOKTON classic 40mm F1.4 SC:小雨降る国営昭和記念公園で撮影した風景写真 [2017年5月]
こんにちは。ふわりです♪
Voightlander NOKTON classic 40F1.4 S.C のレンズ作例、小雨降る国営昭和記念公園で撮影した風景写真です。
露出の明暗による緑色の違いが楽しめたり、背景のぐるぐるボケが楽しめたり、開放で撮るとググーッと中心に向かってフォーカスする楽しさを感じられたりな不思議で楽しいレンズo(^^)o
少し気になる点は、ピント合わせと液晶画面でピントを確認する時の個人的な感覚。
ぜひご確認くださいね♪
機材:SONY α7II + Voightlander NOKTON classic 40F1.4 S.C
補足:2017年に「旧)ふわり写真ブログ」へ投稿した記事を2つに分け大幅に写真を追加、リライトしてアップしています。
目次
撮影情報
- 撮影場所:昭和記念公園
- 撮影日:2017年5月(15:20~15:41)
- ピント合わせ:マニュアルフォーカス
- 撮影時の設定:全てcontrastとsharpnessを少し下げていたようです
- JPEG撮って出し(除く:「4. オレンジ色を撮る」)
- 掲載サイズ
- 初期表示:600*400 px(除く:玉ボケ確認写真)
- クリック/タップ:1200*800 px
- 詳細情報:各写真の下に記載している内容は参考程度にどうぞ
1. 広角で撮る
小雨がぱらつき始めたので、濡れないように大きな木の下で少し引いて風景を広角で撮りました。
(15:20) f0, 1/60秒, ISO400, +2
高原の爽やかな風が吹くよう☆ 那須高原に行きたくなりました(^^)
(15:20) f0, 1/60秒, ISO1000, +2
(15:21) f0, 1/60秒, ISO500, +2
明るく撮ると、黄緑色が光り美しい☆
(15:21) f0, 1/80秒, ISO100, +2
(15:21) f0, 1/60秒, ISO640, +2
とても気持ちよく撮れます(^^)
2. シロツメクサを撮る
(1) 前ボケや背景ボケの確認
まず1本のシロツメクサに焦点を合わせた場合、前ボケや背景ボケがどのように写るのかテストしました。
(15:22) f0, 1/160秒, ISO100, +0.7
(15:22) f0, 1/125秒, ISO100, +0.7
シロツメクサを囲むように、手前からぐるりと円を描くような感じに撮れました。
楽しい♪
実際よりこんもりして見えました。不思議☆
(15:23) f0, 1/160秒, ISO100, +0.3
奥行がすごく感じられます。夢の世界のよう☆
(15:24) f0, 1/320秒, ISO100, +0.3
ピントをバチッと合わせるのは難しかった(^^; でも楽しいんです(^^)
(2) 玉ボケ確認
(15:24) f0, 1/200秒, ISO100, +0.7
ステキに撮れてる~o(^^)o
背景にいろいろな玉ボケが出現して楽しい♪
お気に入りの1枚です☆
左上と中央から右にかけての玉ボケの違いをアップでご確認くださいませ。
縁取りが少し強調されたボケや、やわらかくにじむようなボケ。
「次はどんなボケが出るのだろう?」
と、ワクワクしながら撮っていましたo(^^)o
(3) 少しずつ位置を変えて撮ってみる
(15:25) f0, 1/250秒, ISO100, +0.7
(15:30) f0, 1/320秒, ISO100, +1.3
(15:31) f0, 1/320秒, ISO100, +1.3
(15:31) f0, 1/400秒, ISO100, +2
(15:33) f0, 1/320秒, ISO100, +1.7
(15:34) f0, 1/160秒, ISO100, +1.7
3. ぺんぺん草を撮る
(15:37) f0, 1/640秒, ISO100, +0.3
(15:38) f0, 1/500秒, ISO100, +1.7
4. オレンジ色を撮る
「緑色以外も撮ってみよう!」
と、オレンジ色のお花を撮ってみました。
ふだん私はハイキーでお花を撮るのが好きなのでいつものように撮ったところ、かなり明るくなりました。
このターンではJPEGファイルを後から少し暗くしたものと比較してみますね♪ ぜひ写真をタップまたはクリックしてご確認くださいませ。
(1) 撮影後に明るさを暗くしたものと比較してみる
1枚目:ビフォーアフター
ビフォー: (15:40) f0, 1/160秒, ISO100, +1.7
たしか開放で撮りました。周辺減光というのでしょうか、主役をぐるりと取り囲むような写りに♪
露出を変えるとずいぶん雰囲気が変わり、しっとりとしますね。後から明るさを変えてもこれだけ見えるのはすごいかも☆
2枚目:ビフォーアフター
ビフォー: (15:40) f0, 1/160秒, ISO100, +1.7
空の白トビは置いといて(^^; 暗くした方がいいですね(^^)
しっとりさが何ともいい感じ。雨との相性が良いレンズかも☆
3枚目:ビフォーアフター
ビフォー: (15:41) f0, 1/160秒, ISO100, +1.7
幻想的 & メルヘンチックに撮れてお気に入りの1枚です♪
ただ作例の前半に広角で木々を撮った時はすっとピントが合っていたのですが、なぜかここではちっともピントが合わなくて焦りました(^^;
違いは何なんだろう~?
勉強してコツをつかみ、慣れも必要なレンズかもしれないなぁ。
と、思いました。
(2) 玉ボケ確認
3枚目の写真で玉ボケの形を確認してみます。
アップしたものをご覧くださいませ。今度は背景に2線ボケ?が現れました♪
おもしろい!これがNOKTONなのねっ(^o^)
開放で撮ったりちょっと絞ったりと変えるだけで、ぐるぐるボケや立体感が楽しめるレンズだなぁと(^^)
感想
良い点
- 明るく撮った時の黄緑色の美しさと、暗めに撮った時のしっとりした緑色の両方が楽しめる♪
- 開放で撮ると周辺減光というのかな?中心に向かって視線が自然と行くような、ググーッと主役を取り囲むような雰囲気で撮れる♪
- 背景のぐるぐるボケや2線ボケが楽しい♪
- 幻想的な雰囲気で撮れる♪
- レンズのサイズがコンパクトで持ち運びやすい
少し気になる点
- ピント合わせが難しい
- 液晶画面でピントを合わせているとだんだん画面酔いしてくる(^^;
補足:画面酔いしてくる件
短時間は大丈夫なのですが、だんだんピントを合わせている内に画面酔いしてくるような感じになりました。視力が良い人が度が合わない眼鏡をかけた時のような。。と言うと、伝わりますでしょうか?
写真を撮っていてこういう感じになることは初めてだったので、
参ったなぁ。この先どうしよう?使い続けられるかなぁ?
と(^^;
これは私の体質(めまい持ち、乗り物酔いしやすい、遠視)だからだと思いますが、そんな例もあるということで書き記しておきますね。
買いそろえたもの4つ
1. レンズ
2. ヘリコイド内蔵アダプター
3. プロテクター (43mm)
43mm Zeta plus プロテクター。ビックカメラで購入。当時4,093円。
4. レンズフード
さいごに
独特なボケや幻想的な雰囲気で撮れるのが特に楽しいレンズでしたo(^^)o
マニュアルフォーカスでのピント合わせはシャキッ!サクッ!と、合うタイプではなくちょっと難しいので、時間を気にせずじっくり被写体に向き合い楽しむタイプですね♪
私の場合、感想の少し気になる点で書いた体質の問題があったため、葛藤しながら使った結果、約半年後に泣く泣くサヨウナラしました(;_;) SONY純正レンズのように気持ちのいいスッキリとした写りや、美しいボケが大好きです。でもこの NOKTON classic 40F1.4 S.C のような初めて見る写りも別世界へ行けるようでとても楽しかったので、本当に残念でした。こればっかりはしょうがないですね~(^^;
でも1つ言えることは、
キレイに撮るだけじゃつまらないという方は、1本持っておいてもいいと思いますよ~(^^)
です。一度試してみてからがいいかも?
もしこちらのレンズに興味のある方がいらっしゃいましたら、先にアップした他の作例(下記関連記事)もよろしければご覧くださいね。あともう1記事、2017年9月に昭和記念公園で撮影した風景の作例も後日アップします。緑を撮らせたら天下一品!奥行き感が素晴らしかったです☆ まだ未練ありそ(笑)
ではまた~(^^)/