タイニーハウス ホワイトファンタジー 体験展示会(前編)[2019年2月]
こんにちは。ふわりです♪
2019年2月、国士舘大学世田谷キャンパスでシャーシ付きのタイニーハウス「ホワイトファンタジー」の体験展示会と関連シンポジウム聴講をしてきました。
前編(タイニーハウス ホワイトファンタジー 体験展示会)と後編(関連シンポジウム聴講)の2回に分けて書きますので、タイニーハウスやトレーラーハウスに興味のある方はどうぞ♪
目次
1. タイニーハウス ホワイトファンタジー 体験展示会
- 展示期間:2019年1月24日(木)~2月14日(木)
- 展示場所:国士舘大学世田谷キャンパス メイプルセンチュリーホールエントランス前広場
- 主催・共催:国士舘大学理工学部 建築学系、一般社団法人シンプルライフ協会
一般社団法人シンプルライフ協会が作った3棟のタイニーハウスの内、2棟について国士舘大学理工学部 建築学系 南研究室が設計に関わり、その内の1棟シャーシ付きのタイニーハウス「ホワイトファンタジー」が展示されました(展示会のチラシ)。
ホワイトファンタジーの外観
トレーラーハウスを見学するのは初めて♪ 通りからホワイトファンタジーが見えたとき、心臓がドクン♡ と鳴り、
あれがトレーラーハウスなんだ!どんな風になっているんだろう♪
と、思うとワクワクがとまりませんでしたo(^^)o まずは外観からどうぞ♪
大きな窓側
白くてかわいいタイニーハウス「ホワイトファンタジー」。長方形で出っ張りのないスッキリとした外観です♪
玄関側
- 人と比べるとホワイトファンタジーのサイズ感がわかりますね。
玄関に設けられた階段はタイヤの高さがあるため結構急でちょっと怖かったです(^^; もし私がこちらに住むとしたら、階段の両側に手すりをつけたいな♪ タイニーハウスで検索すると玄関前にデッキを作っている人が多いのは、広がりを持たせるだけでなく、上りやすくする面もあるのかも? - ドアには丸いステンドグラスがはまっていました。私の大好きなシマエナガっぽくて可愛い♪
太陽が昇る頃、家の中からステンドグラスを見たらどんな風に光が透けて見えるんだろう~☆
両サイド
小さな可愛い窓が2つ♪ 後で室内を紹介しますが、こちらはベッド側になります。
裏側の凹んだ部分に配管、ケーブルなどがスッキリと収められていました。出っ張っていないのでスッキリしていいですね。こちらはトイレ・シャワー側です。
牽引用の穴と換気口。
シャーシ
実物を見てみたかったシャーシ。迫力がありました☆
最大積載量 2,500kg。
これでこの家を支えているなんてすごい!!
窓
用途に合わせて、いろいろな窓が設置されていました。一番大きなFIX窓のおかげで太陽の光がたっぷりと入ります。
夜の様子☆
いい雰囲気~☆ 夜は暗闇に白い壁が映え黒い窓枠が引き締め、オレンジ色の灯りが温かさをプラス♪ シンプルで美しい(^^) 木々の中にぽつんと置かれていたら、絵になりそう♪
ホワイトファンタジーの室内
室内に入ってすぐの感想は「想像していたより幅が狭いなぁ。」でした。でも一通り見学してみると、このスペースに二段ベッド、くつろげるベンチ、キッチン、シャワー室、洗面&トイレ、収納が美しく収まっており、
すごい!生活に必要なモノがキレイに収まってて無駄がない!
このサイズで十分かも☆
という感想に変わりました。この大きさで考えられた最適な間取りのような気がします。
二段ベッド
玄関入って右手の奥に二段ベッドあり。このスペースにすっぽりと体が収まり安眠出来そう~(^^) いやぁ、いい!!
板の上にすのこが敷いてありました。2枚目の写真向かって左壁に、スマホや目覚まし時計、単行本などちょっとした物が置ける小さな棚が作られていました。ナイスアイデア☆
見学に来た小学生の女の子はこの二段ベッドがとても気に入ったらしく、ここからなかなか出てこなかったそうです(笑)その気持ち、わかるなぁ~(^^) 秘密基地感があって楽しいんですよね♪
もしタイニーハウスを作るとしたら、私もベッドは寝られるだけの小さなスペースにしよう♪
と、思いました(^^)
ベンチ
一番大きなFIX窓のそばに設けられたベンチ。ここがいいんですよ~o(^^)o ちょうど良い高さ、幅でくつろげます。
オープン棚
ベンチの左手に、天井までのオープン棚が設置されていました。スペースを有効活用していてGood!それも、ベンチの奥行きとピッタリ合わせて作られているため出っ張りがなくスッキリ☆
キッチン
玄関入ってすぐ右手に換気扇と窓付きのキッチンがありました。シンクの下が空いていますので、好みの収納グッズとミニ冷蔵庫が置けます♪ キッチンはこの広さで十分ですね。
また、流し右手のスペースはテーブル代わりにしてちょっとした書き物もできそうです(^^)
照明
四方に優しく揺らぐように広がる照明、いいですねぇ~♪ これらの照明効果で建具の輪郭があいまいになり、お昼より夜のほうが部屋に奥行きが感じられました(特に二段ベッド方向)。体験して初めてわかることが楽し♪
照明を選ぶ時はこのような効果も考えて選ぶと良いのかも(^^)
シャワー室
玄関入って左手にシャワー室、その右手に洗面所とトイレが並んでいました。シャワーとトイレが別なので湿気対策ができてGood!
木目と白の爽やかな雰囲気の水回りです。
洗面所とトイレと収納
- 洗面所とトイレ:2つは仕切りなしの同じスペースにあったのですが、全然違和感が無く広く感じられました。これはぜひ取り入れたい♪
- 収納:洗面所の上には小さな棚、トイレの壁面には結構入りそうな収納棚が設置されていました。小さな家にはとても貴重な収納スペースですね♪扉を閉められるので目にもうるさくなくGood!
感想まとめ
必要十分。これでOKなんだな☆
と、思いました。最初は幅が狭すぎるかな?と思いましたが、見学後はそんなことはちっとも感じませんでした。暮らしの中で一番かさばりそうな洋服は、ベッドやベンチの下、壁面収納などに上手く収納出来れば問題ないかなと(^^)
あ、洗濯機置き場がないですね(^^; この小さい中にどうやって詰め込みましょうか?洗面所の場所に洗濯機置き場を作り、キッチンで顔を洗えばいいですかね(笑)
ご参考)ホワイトファンタジーの図面
見学後に聴講したシンポジウムで配布された資料から抜粋した図面を掲載します。確か延べ床面積は13.2平方メートルだったと思います。
1. 平面図
使いやすくて美しい間取り☆
2. 断面図
関係各位、もし不都合があれば大変お手数ですがお問い合わせフォームよりご連絡ください。
さいごに
タイニーハウスを見学するのは 小菅村のタイニーハウス に続いて2つ目ですが、トレーラーハウスを見学するのは初めてでしたので、とっても楽しみにしていました。結果、楽しすぎました(^^)/
やっぱりタイニーハウスが好き♡
そんな風に思いました。タイニーハウスの中にいるだけでワクワク!高揚感が泉のようにジャンジャン湧き上がってくるんですよね(^^)
「もしここで暮らすとしたら収納はここにして、あそこはこうした方が住みやすいかな?」
とか、暮らしを想像すると笑顔になり想像が止まらなくなり、五感がフル稼働する感じになります♪
今回のトレーラーハウスは小菅村のものよりも更に小さなスペースで、またまた人間の知恵が凝縮されていて感心しました(^^)
いつか本当に杉の木で作られたタイニーハウスで毎日工夫をしながら楽しく暮らしたいなぁ☆
皆さんももし機会がありましたら、ぜひ一度実物を見て触れて感じてみてください。素の自分がむくむくと起き上がってきて驚くかも(^^)!?
次回、後編では関連シンポジウムを聴講して知ったことや感じたことなどを書きます。
では、また~(^^)/
後編も書きました↓
タイニーハウス関連記事
- 小菅村「タイニーハウス」見学(2018年5月)前編・後編
- ヒアシンスハウス:タイニーハウス作りの参考にしたい点がたくさんあります(埼玉県さいたま市)
- タイニーハウスに関する記事一覧
関連リンク
- 国士舘大学 理工学部 > 建築学系がタイニーハウス体験展示会とシンポジウムを開催
- 一般社団法人シンプルライフ協会
- Tinyhouse travelers > ちいさな家が、世界を変える?タイニーハウス×SDGsシンポジウム
-
【2023年追記】なんと!現在ホワイトファンタジーは北海道旭川市にあり、夏のみ曽根優希さんのご友人が宿泊できるスペースとして利用されているそうです♪
スーモジャーナル > タイニーハウスが旭川市の田園地帯にポツン、なぜ? 冬はマイナス25度でも快適か住人に聞いてみた 北海道
関連本
考え方を変えるきっかけになった1冊。
いろんな小屋が紹介されています♪
更新履歴
- 2019年5月29日:初投稿(旧ふわり写真ブログ)
- 2023年8月20日:ブログ移行とリライト。現在のホワイトファンタジーについて追記、記事を前編・後編の2つに分けました
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