【旅レポ】秋の京都一人旅:雨の大原「実光院」で里山風景と静けさを味わう(京都市左京区)
こんにちは、ふわりです♪
秋の京都を楽しむべく、2017年11月14日(火)~16日(木) 2泊3日の日程で一人旅。
1日目は大原です。1か所目の「三千院」から3か所目の「宝泉院」に向かう途中、左手に見えた「実光院」は、コンパクトな敷地に回遊式庭園と立派な客殿があり、ゆっくりと雨に濡れそぼる里山風景と静けさを味わうことができました。
【補足】2017年12月に「旧)ふわり写真ブログ」へ投稿した記事をリライトしてアップしています。
1. 契心園(けいしんえん)
客殿の南側に広がる庭園は江戸時代後期の作庭で、律川より水を引く心字の池を中心とした旧普賢院以来現存する池泉鑑賞式の「契心園」です。
築山の松は鶴を、池の島は亀を表現しています。春夏秋冬、四季折々の表情を見せる自然の景色を、客殿から眺めることができます。
出典:魚山大原寺 実光院 > 契心園
2. 旧理覚院(りかくいん)庭園
客殿の西側に広がる回遊式庭園は旧理覚院の寺池で、実光院と統合後荒廃していたところ、以後の歴代住職が作庭整備して今日に至っています。
庭園西北に位置する茶室「理覚庵」は、昭和50(1975)年に建てられた建築で、建築資材のほとんどが実光院領の山林から切り出して調達されました。
庭園の中央に植えられた不断桜は、初秋から翌年春にかけて花を咲かせる珍しい品種です。錦秋の季節には、桜の花と紅葉が同時に楽しむことができます。
出典:魚山大原寺 実光院 > 旧理覚院(りかくいん)庭園
庭の緑と遠くの山々と流れ行く霞の光景がとても印象的でした。す~っと心が落ち着き、1人の世界に入れたのを覚えています。
よろしければ8秒の動画もどうぞ♪
庭に出てみました。
紅葉と苔♪
水の中に、真っ赤な紅葉がたくさん沈んでいました。
不断桜は、”初秋から翌年春にかけて花を咲かせる珍しい品種” とのこと。
雨に濡れて薄桃色の花びらが半透明になっていて可愛かったです♪
実光院情報
名称 | 魚山大原寺「実光院」(ぎょざんたいげんじじっこういん) |
---|---|
住所 | 京都府京都市左京区大原勝林院町187 |
公式サイト | 魚山大原寺 実光院 |
備考 | ”福寿草、カタクリ、イカリ草などの春の花にはじまり、約120種の山野草が四季折々に花を咲かせ庭を飾ります。” とのこと。お花が好きな方にも良さそうですね♪ |
地図
さいごに
雨の平日ということもあり、訪れる人が少なく私1人だけという時間帯もありました。聞こえてくるのは小雨が降る音だけ♪ 里山風景とキレイに色づいた紅葉、池を眺め、心静かにその場を味わえる場所でした(^^)
この後は、大原めぐりラスト「宝泉院」へ行きました。とてもステキな場所でしたよ☆
よろしければまたどうぞ♪
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機材・愛用品
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