モンステラの挿し木と茎伏せに初挑戦(8) 約7カ月半後に行った親株の植え替え [2022年5月]【栽培記録】
こんにちは。ふわりです♪
2021年9月中旬にモンステラの挿し木と茎伏せに初挑戦したシリーズの8回目は、約7カ月半後の2022年5月初旬に行った「親株の植え替え」です。
親株を2鉢に分けて植え替えた様子、その後の管理方法等について書きますので、興味のある方はご覧くださいませ♪
目次
おさらい:カット~約7カ月半後
モンステラの挿し木と茎伏せに初挑戦し大胆にカットして茎3本だけの丸坊主になった親株が、約7カ月半後、葉っぱ10枚+新しい葉っぱが1枚にまで生長しました☆
※ 同時期に行った挿し木と茎伏せの鉢上げについてはシリーズ7回目をどうぞ♪
植え替え準備
1. 道具類
通常の植え替えと同じものを用意すればOK♪
- プロトリーフ室内向け観葉・多肉の土
- ハイポネックスジャパン 肥料 マグァンプK 中粒 600g
- プロトリーフ かる~い鉢底石
- プロトリーフ 硬質鹿沼土
- ガーデンフレンズ 鉢底アミ
- TAKAGI プランター・ガーデン用 土すくい
- 大和プラスチック (ACTOR) 鉢30型
- 新聞紙
- 割りばしなどの細い棒
- はさみ
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補足:鉢、メインの土、元肥について
鉢
通常1回り上のサイズの鉢に植え替えます。
今まで7号サイズの陶器長鉢でしたので8号サイズ(1号 = 直径3cm)にするつもりでしたが、だいぶ大きくなっていることと、モンステラの生命力がすごくてすぐに大きくなるのを見越して、今回はイレギュラー対応で3号アップのプラスチック製10号鉢(14L)にしました。
「植え替える植物よりも鉢が大きすぎる = 土の量が多い ⇒ 水の乾きが遅くなる ⇒ 根腐れしやすくなる」という図式がありますので、その対策として今回は土の量を少し少なめに植え付けることにしました。次回の植え替え時には、同じ鉢で通常の土の量(鉢の上から2cm下くらいまで)を入れる予定です。
メインの土:観葉植物用の培養土
室内に置く観葉植物用の土として虫がわかず何度もリピートしているこちらをまたまたチョイス。
元肥
植え付け時に元肥として入れると、根っこが肥料を求めてグングン生長してくれるというハイポネックスジャパン 肥料 マグァンプK 中粒 600gを初めて購入しました。
※ 元肥が入っている土を使用する場合はこちらは入れなくてOKです
植え替え
1. 根鉢を引き抜く
プラスチック製の鉢の場合、外から鉢を押して土をやわらかくほぐして根鉢を引き抜けますが、今回は陶器鉢のため、鉢の縁に沿って菜箸を入れてツンツンしながら鉢と土の間に隙間をつくり根鉢を抜くことにしました。
ところが、2018年8月に初めて植え替えした際に培養土が少し足りず土の代わりに混ぜ込んだ鉢底石が、鉢と根鉢の間に上から下までびっしりと入っておりびくともせず(^^; 1個ずつ指や菜箸を使ってつまんで取り出し、何とか根鉢を引き抜くことができました。
その後、鉢底石を再利用するための鉢底石にガッチリと絡みついた根っこをはがす作業もめちゃめちゃ大変でした(^^;(ご参考:3枚目の写真の左が鉢底石、右が取り除いた根っこの一部)土を追加購入して植え付ければよかったです(笑)
それに、水はけは良くてもきっとこれじゃ栄養分が少なかっただろうなと、モンちゃんごめんね(反省)
教訓:鉢底石は土の代わりに使わない!あとが大変だぞ(笑)
2. 根鉢をほぐし古い土や根っこを取り除く
指や菜箸などを使って、丁寧に優しく古い土や根っこを取り除きます。
1つの鉢に3本寄せ植えされていた親株の根っこはこんなに太くて立派に育っていたので、これを機に2鉢にわけることにしました(1. 茶色のプラスチック製10号鉢(14L)に2本、2. 今まで使っていた白色の陶器製7号鉢に1本)。
補足:根鉢の崩し方
安定した株を期待する場合はあまり根を崩さず、新鮮な根っこをどんどん生やしてほしいときは古い土をすべて落とし、根っこもある程度カットして良いようです。今回は新しい環境で栄養をたっぷり吸い上げて大きく育ってほしいので、根っこはすべて崩し古い土もすべて取り除きました。
3. 鉢に土などを入れる
茶色のプラスチック製10号鉢(14L)と白色の陶器製7号鉢共通の作業はまとめて行うと楽です。
-
鉢底アミ を鉢底の穴にあわせてはさみでカットして敷く
- 1の上に鉢底アミ が隠れるくらいまで 鉢底石 を敷く
- 2の上に 鹿沼土 を2cmくらい敷く(補足参照)
-
3の上に鉢のサイズに合わせた規定量の マグァンプ をパラパラとまく
※ 2と3のイメージは、シリーズ(7) 挿し木と茎伏せの鉢上げの「A.挿し木編:共通の作業手順」をご参照くださいね
補足:手順3の鹿沼土について
こちらは自己判断で行いましたので、スルーしてOKです。
通常は 鉢底石 を敷いて マグァンプ をまいて 観葉・多肉の土 を敷けば良いのですが、モンステラは水はけの良い土が好きそうだなぁと感じているので、水はけを良くするために 鉢底石 の上にさらに鹿沼土を少し敷いてみました。結果はいかに?今後の生長ぶりで確認していきますね♪
4. 植え付けと水やり
手順
- 「3. 鉢に土などを入れる」に続いて、プロトリーフ室内向け観葉・多肉の土(以後、土)を少し入れる
- その上にモンステラを置き、高さや左右を確認して位置を決めたら鉢の上から2cm程度下までザザーッと土を入れる
- 割り箸などで鉢の縁に沿って少しずつ土を突つき、根っこを傷つけないように気をつけながら土が根っこの隙間にも入るようにする
- 土の上から水をたっぷりあげて、鉢底から水がジャーっと出るのを確認したら完了(^^)/
「A. 茶色のプラスチック製10号鉢(14L)に2本」、「B. 今まで使っていた白色の陶器製7号鉢に1本」植え付けました様子です。
A. 茶色のプラスチック製10号鉢(14L)に2本
2本の茎をクロスし、土の量を少し少なめにして植え付けました。こちらはこの鉢で数年育てたく、次回植え替えのときは鉢の上から2cmまで土を入れて支柱も立ててガッチリと固定する予定です♪
※ ご参考:前述「植え替え準備:1. 道具類 > 鉢」
B. 白色の陶器製7号鉢に1本
小さめ細目の1本ですが、すくすく育ちますように☆
植え替え後の管理
置き場所
植え替え後1週間くらい
強い風が当たらない風通しの良い屋外の日陰に置きます。
そのあと
南向きの窓辺、レースのカーテン越しに日が当たる風通しの良い場所に置きます。
常に窓を10cmくらい開けて、風が流れるようにしています。こうすると光合成が活発に行われグングン生長し、また徒長しにくく葉の割れ目もできやすいようです。風通しもよくしているので土も蒸れにくくなり、いい感じで循環してくれています。うちのモンちゃんたちのうち挿し木3鉢 & 白色の鉢は狭い我が家の特等席に鎮座しており、茶色い鉢はお天道様の向きに合わせて東と南の窓際を行ったり来たりしています♪
水やり
毎朝葉の表面と裏に欠かさずスプレーで葉水をし、土の様子をチェックして乾いてきたら水やりします。
ふだんはカラッカラに乾いて葉っぱから蒸散されなくなったら水やりをしていますが、植え替え後はそれより少し早めに水やりしています。もりもり生長し始めたら、またカラッカラに乾いてから水やりするパターンに戻します。
肥料
新芽が出てきたり、新しい葉っぱが展開してきたらうまく根付いた合図♪ 肥料を与えても大丈夫だそうです。
植え替え時に元肥(マグァンプ)を入れていますし、親株は挿し木よりも生長スピードが緩やかなので、
「新しい葉っぱが2枚くらい出はじめてもっとガンガンに生長し始めたら化成肥料を置こうかな?」
と、考えています。
その後の様子
植え替え後、どのようになったか少しご紹介しますね♪
A. 茶色の鉢
2022年6月2日(28日後)
葉っぱは計6枚でスタート!
植え替え28日後もまだ6枚のままですが、途中から蒸散もするようになり順調に育っています♪
土の量が多くしっかり土が乾くまで時間がかかるため、やはり水やりの頻度はめちゃめちゃ少ないです。
B. 白色の鉢
2022年5月7日(2日後)
葉っぱは新しく出ていた葉っぱも含め計5枚でスタート!
2022年5月18日(13日後)
新しい葉はきれいに展開しましたが、代わりに?一番下の葉っぱが黄色くなりダメになりました。
他の葉もなかなか蒸散せず停滞してじっと耐えている感じがしており、モンステラの負担を減らすため黄色い葉っぱは泣く泣くカットしました(;_;)
2022年6月12日(38日後)
植え替え38日後の葉っぱは2枚減り、計3枚。
でも最近やっと蒸散するようになりました☆ 葉っぱの色が濃くなってきてハリも出てきましたし、元気になってきた感じがします♪ きっともう大丈夫(^^)/
いくら丈夫なモンステラとは言え、根っこをすべてほぐした負担は大きかったのかもしれませんね。もともと小さめ細目の1本でしたので、焦らずじっくり育てていきたいと思います。
さいごに
5月は人にも植物にも嬉しい植え替えシーズンです♪ シリーズ(7)の初めての鉢上げと同様に親株の植え替えも早く行いたいなぁと思っていましたので、気分的にもスッキリしました(^^)/ これで一段落。あとは新しい環境にモンちゃんたちが馴染んで自由にのびのびと育ってくれたらいいな☆
~モンステラ好きの皆さまへ~
今後の生長ぶりも随時アップしていきますので、よろしければまた様子を見に来てくださいね♪
では、また~(^^)/
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更新履歴
- 2022年6月12日:初投稿(旧ふわり写真ブログ)
- 2023年9月11日:ブログ移行とリライト
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